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暇だけはたくさんある友人との定例集会に出向く。
クリスマスイブだけあって、どこいってもやっぱりカップルがいる。
こんな時に野郎2人で町を歩くのはいやだと思っていたが、意外にカップルと同じぐらい、野郎だけのグループ、女子だけのグループを見かけて、「クリスマス・イブ=性夜」的な固定観念は通用しない世の中になりつつある、と感じた。というかそう信じたい気持ちである。
我々の集会の最後はもれなく東京駅であるが、なんか東京ミレナリオなるクリスマススポットが近くにあるせいか、相当人が多い。
どこの飯屋にいっても人が並んでいて、飯なんかとても食える感じではなく、結局は喫茶店でコーヒー飲んでおしまいですよ。
俺らなんか、二年前から隔週で東京駅をフィーチャーしているというのに、この扱いは何だ。どうせおまえらなんかクリスマスイブにしかこねぇんだろ、と完全に筋違いの憤りを感じながら、友人と別れる。
その後、東京駅から家まで歩いて帰ったが、今度はどこに行ってもカップルがいて、日本橋のすき焼き屋からカップルが出てきたときには、しゃれたクリスマスイブだな、おい、などと心の中で茶々を入れながら、ポッドキャスティング落語を聞いている浅田三等兵であった。
ところでこの日は携帯を忘れて、家を出たのだが、こんなに日に限って会社でトラブルがあったらしく、着信が入っていた。
この場を借りて、携帯を忘れたことを深く陳謝いたします。
浅田「俺鼻毛が伸びやすいのよ。たまにしゃしゃり出てたりするわけね」
友人「ふ〜ん」
浅田「そんで鼻穴のところにイボあるでしょ、これ鼻くそに間違えられたらどうしようって、すごい心配になる」
(友人が興味なさげにソイラテをすする)
浅田「だから歯医者に行くと鼻が気になってしょうがない。特にかわいい歯科衛生士とかつくといたたまれないね」
友人「でも向こうは気にしてないんじゃないの?」
浅田「でも気にしてなくても、『あ、鼻くそつけてる』とか『鼻毛のびてる』とかは思うわけでしょ」
友人「鼻毛ぐらいはちゃんと手入れすればいい話じゃん」
浅田「いやそうなんだけどさ・・・。鼻毛切り器とか買うのもばかばかしくねぇ?」
友人「ホントに鼻毛切るぐらいしか用途なさそうだからね」
浅田「そういえば『新婚さんいらっしゃい』とかでもらえたよね」
友人「ああ、パネルマッチ、かなり高確率でハワイいけるやつだよね」
浅田「今だったらハワイより鼻毛切り器がほしいねぇ」
友人「マジかよ。欲ねぇな」
浅田「そうか、新婚さんいらっしゃいにでればタダでもらえるわけだね・・・」
友人「じゃあ相手探して結婚しなよ」
浅田「ウハ!オッケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっw」
というわけで鼻毛切り器獲得に向けて結婚を前提に相手を探すことになった。
神園さやかがゴスロリ方面を突き進むのであれば、最終的にライバルは「Tommy heavenly6」になる、ということで友人と意見が一致した。
以前、神園さやかと結婚するなら、えなりかずきかウエンツ瑛士か、という件で友人と激論となった。
そのときは結論が出なかったが、神園さやかのブレイクの件に関連して友人がえなり派として結婚の話題を蒸し返してきたので、今回もウエンツ派として論戦を交わすことにした。
友人「えなりが結婚という視点で考えてごらんよ、おばあちゃんだってあびる優とかよりは神園さやかの方がほっとするんじゃないかなぁ」
・・・なるほど。
いや、でもいま我々が話しているのは、さやかに誰がふさわしいかという問題であり、えなりファンのおばあちゃんの気持ちはこの際関係ない。
論点のすり替えだ。
浅田「でも結婚した後のこと考えてみるとね、寿賀子ファミリーと北島ファミリーがうまくいくと思えないのよ。両ファミリーの軋轢の中でね、2人は結局引き裂かれてしまうと思うのよ。だったらしがらみのないウエンツが・・・」
友人「なにいってんの? 北島三郎の娘は寿賀子ファミリーだぜ。渡鬼にでてるし」
・・・そうなの?
友人「恋人同士って、いかに2人で新しい価値観を築き上げていけるかことじゃない? その点、えなりとさやかって近い価値観を持っているとおもうから、絶対うまくいくはずだと思うんだよね」
浅田「ウエンツにそれができないとでもいいたいのか?」
友人「ウエンツはさやかをピクニックに連れて行ってくれるのか?」
それですべてが終わった。
神園さやかは少し早起きして、大きなおにぎりとたこさんウィンナーとちょっと甘めの卵焼きを作るだろう。
そして昼になり、原っぱでビニールシートを広げ、ちょっとだけ得意げな顔で弁当を広げるだろう。
そのときとなりにいるべきはウエンツではなくえなりだ。
そんな萌え死にそうな光景を浮かべた自分は、友人に敗北を認めざるを得なかった。
すまん、ウエンツ。俺はお前にさやかを嫁がせることができなかったよ・・・。
神園さやかがブレイクするかもしれない、という情報を諸事情により暇だけはある友人から得る。
なんでも、NHK教育でゴスロリの衣装を着て演歌を歌う神園さやかが話題になっている、とのことである。
ゴスロリ? 神園さやかが? え?ゴスロリなの? 神園さやかだよね? などとまるで狼狽を隠せない自分がみっともない。
話を聞くと幼い頃からだいぶ苦労を重ねてらっしゃる。そして演歌を志し、歌うことに人生を見いだし、眉毛の量も気にしないで、歌い続ける。
演歌。女の涙。
演歌。港に汽笛が鳴るたびに帰らない男のことを想う。
演歌。最後には私の元に返ってきてね。
そこで、ゴスロリである。
世界観というものをもう少し考えてほしい。
神園さやか×ゴスロリのガチぶりは自分の中で、泉ピン子とシャネルの域に達した、と感じた。
とか思って、家に帰って画像を探してみたら、全然悪くない。ような気がしないでもない。
赤坂の路上で友人の「芸能人トリビアクイ〜ズ!」が始まった。
友人がそのアタックを叫んだ瞬間、意外に大きかった自分の声に戸惑い、少し周囲を伺った様がいとおしくてたまらない。
Q:芸能人の中に地球最後の天然痘患者がいます。さて誰でしょう?
ものすごく興味深い問題だが、さっぱり見当がつかない。
芸能人といわれてもかなりの人数いるし、天然痘という病気がどういう症状かわからないので、何か特徴的な後遺症が残るのかわからない。そもそも後遺症はないのかもしれない。
友人がチッチッチッとカウントダウンを始める。
かなり焦った末、天然痘っぽい芸能人、というキーワードでパッと思い浮かんだ人の名前をいった。
「左卜全!」
その答えがかなりツボにハマったらしく、それが正解でいいや、ということになった。
ちなみにほんとの正解はこちら。
先日飲みの席で、「マッチが『クルマッチ』というラジオ番組をやっている」という話を聞き、その旨、友人に伝えたところ、こちらが想定していた以上に友人が食いついてくる。
「さすがマッチだねぇ、ジャニーズの役員ともなると余裕が違うね」
と、コメントする。
ところでマッチがジャニーズの役員だったことを知らなかったので、その点を聞いてみる。
どうやら郷ひろみがジャニーズを抜けたときにジャニーズのタレントを何人か引き連れて移籍したらしい。
そんな状況のときにジャニーズを支えたのがたのきんトリオで、その功労者としてマッチは役員になった。
へぇ〜。
田原俊彦は独立してしまい、ヨッちゃんはギターの道を歩んだ。
生き方として一番かっこいいのはやっぱヨッちゃんだよね。という話になる。
「だって奥さん野坂なつみだぜ」
自分の青春の1ページを語る上で欠かすことのできない、野坂なつみが選んだ男なのだ。
それだけでも尊敬に値する。
ところで、SMAPが独立するかもって話あるよね、と友人に語ると、そんなの毎年の話じゃん、と軽くいなされる。
夏の風物詩だよ、といった後で、そのうち「SMAP解散」は夏の季語になるよ、と語る。
しかし、それについては1つだけ問題がある、SMAP解散は8文字で確実に字余りになるという点だ。
ドン!ドン!ドン!
オチで〜す! v(・∀・)v
ドドン!ドドン!
それ以上は何も言いたくない。
諸事情により、暇だけはたくさんある友人と会い、ひと時語らう。
今回は世の中のさまざまな事象についての話を約8時間ほど。
「美少女クラブ31」がめちゃめちゃつまらねぇ、という話をした。
この番組は要するにトーク番組で、ゲストが司会の佐藤藍子とますだおかだと若干トークした後、某御殿番組のように後方に鎮座する美少女クラブ31の面々が質問を投げかける。
率直に言ってその質問コーナーの薄ら寒さがたまらない。
美少女クラブ31の部分はなくていいんじゃないか? とか思ってしまう。
「ますだおかだもすげぇやりにくそうだよ」と言ったところで、友人が「そりゃ逆だよ」と言った。
「アイドルは少々寒いことが言えなければダメだ」
目から鱗が落ちた。
我々(おそらく友人が属する一団)はアイドルに面白いことを望んでいない。
自分をさらけ出して笑いを取りにいかれるよりも、面白くなくてもいいから、うんこをしないと幻想を抱かせるぐらいにだまされたいのだ。
的なことを友人は言った。
なるほど。
アイドルが寒いことを言ったら、周りの芸人がフォローし、笑いに変える。
そういう構造こそ、理想的なのだ。
全く持って感心せざるを得ない洞察だ。
翻って、現在の番組を見ていると、ミュージックステーション、HEY!HEY!HEY!、うたばん等、長く続いているものは、そういった構造「も」うまく機能するように見受けられる。
現在の芸能界は面白いことが美徳とされている。
笑いを取りにいくため、プライベートを切り売りする芸能人たち。
かつてのスターが持っていたミステリアスな部分は今やすっかり影を潜めている。
そんな風潮に警鐘を鳴らす友人に、どんだけアイドルが好きなんだよ! と聞くのはもう少し後にしようと決めた。
会社の同僚夫妻が、「ファンタジックフィーバー」にてジャックポットを出しまくっておられるそうで、ジャックポット3回を2日連続というミラクルを起こしているらしい。
特に言及することはなかったが、このメダルゲームを諸事情により暇だけはたくさんある友人と会うたびにやっていた。
このミラクルの件について友人に話すと、「ありえねぇ・・・」と自分とまったく同じリアクションをしたうえで、やはり火がついたらしい。
「申し訳ないけど俺は閉店までやる」「俺の死に場所はあそこだと思う」などと自分たちを鼓舞しながら、いつも行っている東京駅地下街のゲーセンへと乗り込んだ。
結果から言うと、4時間で2人で14000円飲まれた。
Jackpotチャンスにすら進まねぇ・・・。
それ以上は何も言いたくない。
ところで東京駅地下街では現在「'05 夏の大抽選会」をやっていて、このゲーセンでもその抽選券をもらえた。
3000円分の抽選券で1回くじが引けるらしい。
メダル2000円ごとに500円分の抽選券が2枚もらえるという、若干不可解なシステムであるが、とにかく我々は2回分の抽選の権利を手に入れた。
メダルでアレだけスったんだから、ここであたるんじゃないかと期待を抱きつつ、くじを引いたら2人とも外れた。
ティッシュすらもらえねぇ・・・。
それ以上は何も言いたくない。
すっかり意気消沈したところで、抽選場の近くに宝くじ売り場があることに気がついた。
特に言及することはなかったが、スクラッチを諸事情により暇だけはたくさんある友人と結構やっていた。
ここまで何もかすらないことはないだろうと、スクラッチを2枚ずつ買い、「1等と2等のダブルリーチだよ!」とか時間をかけてカードを削っていった。
4等にすらかすらねぇ・・・。
それ以上は何も言いたくない。
ところで我々は先ほどのゲーセンで500円分の抽選券を14枚手に入れていて、抽選の際12枚使った。
食事とかして、もう2000円分抽選券をもらえば、もう一回やれる、という話になり、2人で近くの蕎麦屋に入り、定食を大盛りにするなどして、2000円分の抽選券を手に入れた。
万全を期すため、最後の1回分の挑戦は、じゃんけんで勝った奴が引くことにしよう、ということになって、自分が勝ってしまった。
それ以上は何も言いたくない。
そして近くの宝くじ売り場がまだ開いていた。
それ以上は何も言いたくない。
要するに自分が言いたいことはこうだ。
「おまえら、軽い気持ちでメダルゲームに手をだすんじゃねぇ!」